―お金の管理が苦手な人に共通する思考や、無意識のクセをわかりやすく―

こんにちは、コサツくんです。
「また使いすぎちゃった…」「あといくら残ってたっけ?」
そんなふうにお金にルーズな人、身近にもいるかもしれません。
あるいは、自分のことだって思う人もいるかも。
今回は、“お金を管理するのが苦手な人”の心理をやさしくひもといていきます。
お金にルーズってどういうこと?
お金にルーズな人って、「浪費家」というより、「お金の流れをちゃんと見ていない人」だったりします。
- 財布の中身を把握していない
- 毎月の支出を覚えていない
- 給料日前になると慌てる
- クレジットカードの引き落としでヒヤっとする
こういった行動が積み重なると、「あの人ってだらしない」と見られがち。
でも実は、“ただズボラなだけ”ではない場合もあるんです。
お金にルーズな人の心理と特徴
今この瞬間の満足を優先してしまう
お金にルーズな人は、未来より「今」を重視する傾向があるんです。
「楽しい!」「欲しい!」という感情が強くなると、先のことよりも“目の前の満足”を選びやすいんですね。
その結果、「あとで困るかも」より「今が楽しければOK」になりがちなんです。
お金に対する“現実逃避”がある
お金の管理をしようと思うと、通帳を見たり、支出を確認したりしなきゃいけない。
でもそれが怖かったり、ストレスに感じたりする人もいるんです。
「見たくない」「考えたくない」って気持ちが強いと、知らないうちに“逃げるクセ”がついてしまいます。
子どもの頃の環境に原因があることも
たとえば、親がお金に無頓着だったり、逆に厳しすぎたり…。
「お金って怖いもの」「管理するのは難しいもの」と思い込んでしまうと、大人になっても自然と距離を取るようになってしまうんです。
自分を大切にする感覚が弱い
お金は、自分の人生を支える“手段”のはず。
でも、お金をぞんざいに扱ってしまう人は、「自分を大事にしていない」感覚が根っこにあることも。
「どうせ自分にはそんな価値ないし」って思ってしまうと、計画的に使う意味も見失ってしまうんです。
「お金にルーズ=だめな人」ではない
たしかに、お金にルーズだと生活に支障が出やすくなります。
でもそれは、「性格の問題」じゃなく、「見直すクセが身についていないだけ」だったり、「気持ちが追いついていない状態」だったりもします。
大切なのは、「ルーズだからダメ」って決めつけないこと。
ちょっとずつ、お金と向き合う練習をしていけば、少しずつでも変わっていけるんです。
お金との付き合いは、“自分との付き合い”
お金って、意外と「心の鏡」みたいなところがあるんですよね。
- 不安なときに衝動買いしてしまう
- 自信がないときに見栄を張ってしまう
- 寂しいときにお金で心を埋めようとする
お金との距離感を見直すことは、自分の心のクセを見つめることでもあります。
だからもし、「ちょっとルーズかも…」と思ったら、自分に問いかけてみてください。
「なんでこれ買っちゃったんだろう?」「なんで予算を見たくなかったんだろう?」って。
その答えが見えてきたとき、きっと少しずつ、自分らしいお金の使い方ができるようになっていきますよ。
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