──自信?不安?その“上から目線”の奥にあるもの

こんにちは、コサツくんです。
誰かがミスをしたとき、あるいは若者の行動に対して、つい語り出す人っていませんか?
しかも長くて、ちょっと自慢っぽい話が混ざっていたりして…。
聞いてる方は「それ、今必要?」と思ってしまうこともありますよね。
今回は、そんな“説教したがる人”の本音や背景を、やさしく考察してみたいと思います。
なぜそんなに「言いたくなる」のか?
まず知っておきたいのは、「説教」は、その人なりの“支配”や“安心”の形であるということ。
つまり、相手よりも自分が上の立場にいることを確認したい、という無意識の欲が隠れている場合があるんです。
たとえば…
- 自分が正しいと思いたい
- 若い人を“指導する側”に立ちたい
- 「自分の経験は価値がある」と思いたい
こうした気持ちが合わさって、「ちょっと言わせてもらうけどさ…」という言葉が出てくるんですね。
説教の奥にある「承認欲求」
説教って、よく聞いてみると、自分の昔話や武勇伝にすり替わることもあります。
それは、「自分を認めてほしい」というサインかもしれません。
若いころ努力してきた人ほど、「それが今の若者に伝わらないこと」へのモヤモヤを持っていたりするんです。
だから、「昔はこうだった」と伝えることで、自分を肯定したい気持ちが顔を出す。
そこに“上から目線”が加わると、聞き手にとっては「説教」として映るんですよね。
実は「不安」や「孤独」も背景にある
説教が多くなる人のなかには、実は少し寂しさを抱えている場合もあります。
- 自分の価値が下がっているように感じる
- 職場や家庭で、思うように認められていない
- 若い人たちとの距離の取り方がわからない
そんなとき、自分の“経験”や“正論”で相手をおさえることで、自分を守っている場合もあるんです。
聞く側はどうすればいい?
説教がはじまったとき、ついイライラしてしまう気持ちもわかります。
でも、少し視点を変えてみると、相手は「今の自分の存在意義」を確認しようとしているのかもしれません。
だからこそ、全部を真に受けずに、こう考えてみてください。
- 「この人、ちょっと不安なのかもな」
- 「今、誰かに聞いてほしいだけなのかも」
もちろん、我慢しすぎる必要はありません。
でも、やんわりと話題を変えたり、うまく流すことで、説教モードを緩めることもできるはずです。
まとめ:説教の裏には“弱さ”があることも
説教したがる人って、強く見えるかもしれないけれど、実は「わかってほしい」「認められたい」という気持ちを持っていることが多いんです。
その気持ちを知っているだけで、少し受け止め方が変わってくるかもしれません。
そして、もし自分が説教っぽくなってしまう瞬間があったら…。
ちょっと立ち止まって、「この言葉、誰のために話してるんだろう?」と自分に問いかけてみるといいかもしれません。
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