
こんにちは、コサツくんです。
会話中、やたらと「うんうん」「へぇ〜」「なるほどぉ」とうなずく人。
話してる側からすると「ちゃんと聞いてくれてる?」と思ったり、逆に「なんか無理してない?」と感じることもありますよね。
今回は、“相づちばっかりの人”の深層心理について、コサツくんがふんわり考察してみます。
相づちばかり打つとは?
会話中に、内容よりもリアクションがメインになってる人。
とくに、「うんうん」「あ〜わかる」「それな〜」など、相づちのバリエーションが豊富なタイプ。
でもその実、本人が何を考えてるのか、よく分からない。
「ただ同意してるだけ?」
「ちゃんと聞いてるのかな?」
「否定したくないだけ?」
この“相づちマスター”たちには、ある共通の傾向があります。
相づちばっかりの人の心理とは
相づちばかりの人の心理は、
- 相手に嫌われたくない
- 会話の主導権を持ちたくない
- 自分の意見がない/言うのがこわい
- 相手の話に価値があると見せたい
です。つまり、相づちは「会話のつなぎ」以上に、“防御のツール”として機能してることがあるんです。
相手に嫌われたくない
「へぇ〜」「すごーい」「なるほどねぇ」って言っておけば、
相手の機嫌を損ねずに済む。
反論したり、意見を言ったりするのがこわい人ほど、相づちで空気を丸くしようとします。
これは、好かれたい気持ちの裏返し。
会話の主導権を持ちたくない
相づちって、相手のリードを尊重するポーズにもなる。
「私は聞き役でいいです」っていう意思表示でもあるんですね。
でもそれが行き過ぎると、受け身のまま、会話に“自分”が出てこなくなる。
意見を言うのがこわい
「こう言ったらどう思われるかな?」
「自分の意見、浅く見られないかな?」
そんな不安から、あえて自分の考えを見せない戦略をとる人がいます。
その代わりに、“安全なリアクション”で場をつなぐ。
いわば、**「会話の透明人間」**状態。
相手の話に「価値を与えたい」気持ち
意外にも、相づちが多い人の中には、
「あなたの話、ちゃんと大事に聞いてるよ」という誠実な姿勢の人もいます。
つまり、相づちはリスペクトのサインでもある。
ただ、やりすぎると、逆に「本音を隠してる」ようにも見えてしまうんですよね。
相づち人間の体験談
コサツくんの知り合いに、電話すると5分に一度は「へぇ〜すごい」を言う人がいます。
しかも、何を言っても「へぇ〜すごい」。
仕事の愚痴でも、「へぇ〜すごい」。
冷蔵庫が壊れた話でも、「へぇ〜すごい」。
本人いわく、「感情が伝わるように、とにかく反応してる」とのこと。
でもある時、「ちゃんと話、覚えてた?」って聞いたら、
「うーん…なんとなく聞いてたよ〜」って返されて、ちょっと切なかったです(笑)
相づち人間の人間考察
相づちって、一見フレンドリーだけど、
“その人自身がどこにもいない”会話になってることもあります。
相手に合わせすぎるのって、やさしさでもあるけど、
自分をどんどん“会話の外”に置いてるようなもの。
たまには、うなずく代わりに、
「それってこうじゃない?」って自分の色を出してみるのも、会話に深みが出ておもしろいかも。
相づちを卒業することが、自分の“人間味”を解放する一歩になるのかもしれません。
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