
どうも、コサツくんです。
今回は、「なんでこの人、そんなに難しい言葉使いたがるの?」っていう、ちょっと気になるテーマについて考えてみようと思うよ。
会話の中やSNSで、「あえてわかりにくい言葉」を選んでるように感じる人、いるよね?
その言葉の裏にある、“じぶんをどう見せたいか”とか、“どこに属していたいか”みたいな深層心理を、のぞいてみよう!
難しい言葉って、カッコいい…のか?
中学のとき、なぜか中二病っぽいフレーズにハマったこと、ない?
「我が右腕に封じられし力が……!」
「漆黒の追撃、グランドヴァイパァ!」
意味?関係ないのよ。とにかく“カッコよさ”だけで言ってるんだよね。
これはいわば、「俺、すごいでしょ?」っていう自己演出。
社会人になってからも、「イノベーティブなアプローチ」とか「ドラスティックな変革」なんて言葉に頼る人は多い。
要は「頭よく見られたい」って心理。難しい言葉=知的な自分、みたいなイメージがあるのかも。
言葉って、その人の“居場所”を表すんだ
実は、どんな言葉を選ぶかって、「私はどこに所属してます」っていう自己紹介みたいなものだったりするんだ。
たとえば…
- 関西弁→関西人っぽい
- 専門用語を連発→その業界の人っぽい
- やたらと丁寧→お堅い職場の人かも
難しい言葉を好む人って、「高学歴っぽい自分」「専門家っぽい自分」を見せたい気持ちが強いことが多い。
つまり「自分は上の方にいる人間ですよ」っていう無言のアピールなんだよね。
わざと伝わらない言葉を選ぶ人も…
ちょっとびっくりするかもしれないけど、中には「伝わらなくてもいい」と思って難しい言葉を選ぶ人もいるんだよ。
その理由は、「相手が理解できない=自分の方が頭がいい」って思えるから。
いわゆる“知的マウント”ってやつ。
「え、こんなことも知らないの?」
「まぁ、専門的すぎて一般の人には難しいかもですね」みたいな感じで、相手より優位に立ちたいわけ。
もはや伝える気、ゼロ。
誇示するためのツールになっちゃってるんだ。
難しい言葉って、実はけっこうリスキー
見た目だけは賢そう。でも、難しい言葉ばっかり使うと、こんなデメリットもあるよ。
- 内容が伝わらない:聞いてる方は「で、結局なに?」ってなる
- 痛々しさが出る:言葉だけ立派、中身が薄いと逆に評価下がる
- 背伸びバレバレ:知識が伴ってないと、「見栄っ張りだな〜」と思われる
特に、SNSやブログみたいに不特定多数が相手だと、「伝わる言葉」の方が100倍パワーある。
じゃあ、どうすれば“伝わる言葉”になるの?
難しい言葉を使わなくても、ちゃんと伝わるし、賢く見える方法もあるんだよ。
平易で具体的な言葉に変換する
「ベネフィット」→「良い効果」
「ドラスティックに変える」→「ガラッと変える」
ネガティブの力を使う(=プロスペクト理論)
「導入すれば年間100万円の得」より、
「導入しないと毎年100万円損してる」って言い方の方が刺さる。
数字でリアルさを出す
「社員1人あたり20万円の節約に」みたいな、イメージしやすい数値を加えると説得力アップ!
言葉は“武器”じゃなくて“道具”
いくらカッコよくても、伝わらないなら意味がない。
ほんとに賢い人って、「どの言葉を使えば相手に伝わるか?」をちゃんと考えてる人だと思うんだよね。
最後に、コサツくんの好きなドイツ語のことわざを紹介するね。
Glaubwürdigkeit übertrifft Komplexität.
(信頼性は、複雑さに勝る)
言葉で武装する人のホンネって?
難しい言葉を使う人って、一見すると頭よさそうに見える。
でもその裏には、「自信のなさ」とか「もっと認めてほしい」っていう気持ちが隠れてることも多いんだ。
ほんとうに認められてる人、自信がある人って、むしろシンプルな言葉でスパッと伝えるのがうまい。
難しい言葉をやたらと使いたがるのは、
「ちゃんと見て」「バカにしないで」っていう、ちょっと寂しさ混じりのサインなのかもしれない。
言葉はその人の“心の姿勢”が表れる鏡。
相手の理解を優先する姿勢が、いちばん知的だったりするんだよね。
それでは今回はこのへんで!
また次の“人間考察”で会おうね〜!
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