〜運気を上げたい気持ちの奥にある“心の不安”〜

こんにちは、コサツくんです。
お財布の色を黄色に変えてみたり、パワースポットへ行ってみたり…
「金運アップ」を強く意識する人、あなたのまわりにもいませんか?
この記事では、“金運にこだわる人”の心理と、その背景にある心の動きについてやさしく考えてみます。
「金運アップ」にハマるってどういうこと?
「金運アップ」とは、金銭的な運の流れをよくするために行う行動や考え方のこと。
風水、おまじない、ラッキーアイテム、スピリチュアルなアドバイスなど、さまざまな手段が知られていますよね。
もちろん、楽しみながらやっている人もいますが、
中には「とにかく金運が良くならなきゃ」と、執着気味になる人もいます。
金運アップにこだわる人の心理とは?
- 将来への不安が強い
→経済的な不安が大きく、「なんとかしなきゃ」という気持ちが強い。
- 努力より“運”に頼りたい気持ちがある
→現実で結果が出ないとき、「運で変えられないかな」と思いやすくなる。
- 自己肯定感が低い
→「自分には運がない」と思ってしまい、それを補いたくなる。
- コントロールできない現実に不満がある
→社会や仕事への不満があり、「せめて運気だけでも…」と願ってしまう。
- まわりの影響を受けやすい
→SNSやメディアで「これで金運アップ!」と見かけて、なんとなく信じてしまう。
なぜ“運気”にすがりたくなるの?
金運アップにハマる人が多い背景には、「不安な時代」があるんです。
- 物価が上がる
- 将来が見えない
- 収入が伸びない
- 社会もなんとなく不安定
そんな中で、「頑張っても報われないなら、せめて運が味方してくれたら…」という気持ち、
ちょっとわかる気がしませんか?
「自分にできることは全部やってる。でもまだ足りない」
――そんな思いが、運気やスピリチュアルに目を向けさせているんですね。
悪いわけじゃないけど…ハマりすぎ注意
金運アップの行動自体が悪いわけではありません。
小さな習慣を変えることが気分転換になったり、自分を大切にするきっかけになることもあります。
でも、“これさえすれば大丈夫”と思い込みすぎると、現実の問題から目をそらしてしまうことも。
例えば…
- お守りばかり買って、実際の行動をしない
- うまくいかないことを「運のせい」にする
- 他人のアドバイスより“スピリチュアルの声”を優先しすぎる
こうなると、自分の力を信じる気持ちが少しずつ弱くなってしまうかもしれません。
どう向き合うのがいいの?
- お守り的に取り入れるのはOK!
→気分が上がるなら取り入れてみて。ただし、頼りすぎず“補助”として。
- 現実的な努力も一緒に
→金運アップの行動をしつつ、お金の勉強や計画も忘れずに。
- 不安なときこそ「自分の考え方」に目を向ける
→「なぜ運に頼りたくなったのかな?」と、ちょっとだけ自分を振り返ってみて。
- 「今できること」に集中してみる
→運よりも、“自分の手で動かせること”に目を向けると、心が安定しやすくなります。
まとめ
金運アップを気にする人の多くは、
「なんとかしたい」という強い願いを抱えていることが多いんです。
でも、運に頼る気持ちの裏には、
“今の不安”や“自分へのもどかしさ”が隠れていることもあります。
そんなときこそ、やさしく自分を見つめ直して、
“心の安心”も一緒に整えていけたらいいですね。
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