―わかってるのに使っちゃう! その背景には、心の“空虚さ”があるかも?―

こんにちは、コサツくんです。
「今月こそ貯金しよう」と思っていたのに、気づいたら使ってる。
必要な支出でもないのに、ついコンビニやネットでポチッとしてしまう。
「ダメだなぁ」と思いつつ、また繰り返してしまう…。
そんな“貯金できない人”には、実は共通する心のクセや背景があるんです。
今日は、そんな心の動きをやさしくのぞいてみましょう。
貯金できないのは「意思が弱い」からじゃない
よく「貯金できない=だらしない」と思われがちですが、そんな単純な話ではありません。
むしろ、心のどこかに“満たされなさ”や“漠然とした不安”があることのサインなのです。
“使うこと”が感情の処理になっている
「頑張った自分へのご褒美」
日々のストレスや頑張りを、“買い物”で癒していることはありませんか?
「このくらいいいよね」と、自分を甘やかすことが習慣になると、知らず知らずに貯金の余地がなくなっていきます。
「今、幸せを感じたい」
将来の安心より、“今この瞬間”の気分を優先してしまう。
これは、自分の生活や未来にあまり希望が持てていないときに起こりやすい心理です。
「先のことなんて、どうせどうにかなるでしょ」と思ってしまうのも、自信や安定感が不足している証拠なのかもしれません。
お金を“貯める”ことに、どこか抵抗がある人も
お金を持つのが怖い
- 「お金を持っていると、人に狙われる」
- 「たくさんあると管理が大変で不安」
そんな漠然とした不安感から、“お金を手元に置きたくない”という人もいます。
過去の経験や、家庭環境が影響していることも少なくありません。
お金に興味がないふりをしてしまう
「お金のことばかり考えるのって、ちょっと恥ずかしい」
そんな感覚から、あえて無頓着を装ってしまう人も。
でも本当は、自分に価値がないと思っていたり、どうせ貯めたってムダだと思っていたり…。
心の奥には、深い“あきらめ”が潜んでいることもあります。
貯金は「自分を信じる行為」でもある
実は、貯金って「未来の自分を信じる」行動なんです。
- 「私はきっと、これからも生きていける」
- 「今よりも、もっと満たされていく」
そう信じているからこそ、お金を“いま使わずにとっておく”ことができるんですね。
逆に、未来に不安が強すぎると、「貯める意味あるのかな?」という気持ちが勝ってしまいがち。
だからこそ、まずは心の土台から整えることが大切です。
まとめ:お金との関係=自分との関係
貯金ができないことを責める必要はありません。
それは、「心がちょっと疲れているサイン」かもしれないし、
「今、自分に満足できていない証」かもしれません。
お金と向き合うということは、
自分の価値、未来のビジョン、心の安心感と向き合うことでもあります。
だからこそ、ほんの少しずつでも、
「今の自分をいたわる」「未来の自分を信じる」
そんな気持ちを育てていくことが、貯金への第一歩なのかもしれませんね。
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