
こんにちは、コサツくんです。
職場や友人との飲み会。
普段は物静かで落ち着いているあの人が、酒を飲んだ途端、テンション爆上がり、やたら饒舌、声も大きくなって別人のよう──。
「え、こんな人だったの?」と驚かされる瞬間、あなたも経験があるのではないでしょうか。
一体なぜ、人は飲み会でキャラが変わってしまうのか?
その裏には、いくつかの“隠された本音”が潜んでいます。
アルコール=感情のブレーキを外す装置
まず大前提として、アルコールには「脳の抑制機能をゆるめる」作用があります。
人は普段、自分の本音や衝動を“社会性”で抑えていますが、
飲酒によって理性のフィルターが外れることで、
- いつもは出せない本音
- 演じていたキャラクターの崩壊
が自然と表に出てしまうのです。
なぜ“陽キャ化”するのか?──3つのパターン
① 本当は明るい性格を隠しているタイプ
職場や学校などで“おとなしめキャラ”を演じている人が、
飲み会で突然「地の明るさ」を出すことがあります。
- 周囲からのイメージに合わせて抑えていた
- でも本当はノリが良くて人と絡むのが好き
つまり、キャラ変ではなく“素”の回帰です。
② 自信のなさをアルコールで補うタイプ
「話したいけど怖い」「盛り上げたいけどウケるか不安」
──そんな不安を抱える人が、酒の力で自分を奮い立たせる。
飲むことで“怖さ”を麻痺させ、テンションを意図的に引き上げている。
これはまさに自己演出としてのキャラ変。
内面には「盛り上げ役として期待されたい」「好かれたい」願望が潜んでいます。
③ 周囲との距離を一気に詰めたいタイプ
あえてキャラを変えてくる人の中には、
「自分の印象を一気に変えたい」と狙っているケースもあります。
- 普段は距離がある相手と仲良くなりたい
- 飲み会という“非日常”を使ってキャラ設定をリセットしたい
これは戦略的な“演技”に近く、
場の空気に便乗して「人間関係を再構築しようとする行動」ともいえます。
ただの“陽気な人”では済まないリスクも?
キャラ変が一時的であればいいのですが、
- 他人に絡みすぎる
- 空気を読まなくなる
- 無理に盛り上げようとして浮く
など、「コントロールを失った自分」が露呈する場面も少なくありません。
すると周囲からは、
- 「あの人、酒グセ悪いよね」
- 「地味なふりしてたけど、結構めんどくさい」
というマイナス評価を受けることも。
キャラ変には“人間関係のリスク”がついて回るのです。
見極め方:「キャラ変」は本音か演出か
その人の“飲み会キャラ”が本物かどうかを見極めたいなら、
- 飲み会以外でのテンションの持続
- 酔っていない場でも話しかけてくるか
- 他人に対する態度の一貫性
などを観察するとヒントになります。
意外にも、普段よりキャラ変してるときのほうが、その人の本音が見え隠れしているのです。
最後に:あなたは「変わる側」?それとも「見てる側」?
飲み会というのは、“仮面が外れやすい舞台”。
素の自分が出やすい人もいれば、
逆に「飲み会専用キャラ」を演じる人もいます。
いずれにしても、
その“変化”には必ず理由があるということを、
少しだけ覚えておくと、
人間関係が少し立体的に見えてくるはずです。
🧠 酒は口をゆるめ、心を漏らす。
変わったのは酔いのせいか?それとも、もともとの“仮面”が取れただけか──?
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