〜“使えない”のは、ただのケチじゃないかもしれません〜

こんにちは、コサツくんです。
何かを買おうとしても「やっぱりやめておこうかな…」と迷ってしまう。
必要なものでも「もったいない」と感じて、なかなか財布が開かない。
そんなふうに“お金を使うのが怖い”という感覚を持っている人って、意外と多いんです。
今回は、その心理や背景をやさしく読み解いていきますね。
「お金を使うのが怖い」とは?
たとえばこんなことに心当たりはありませんか?
- 買い物カゴに入れても、結局レジに行けない
- 食事や遊びに誘われても「出費が心配」で断ってしまう
- 必要な医療や学びへの投資も「今じゃなくていいかも」と先延ばしする
- 財布からお金が出ていくことに、ちょっとした罪悪感を感じる
こうした感覚が積み重なっていくと、気づかないうちに“お金を使うこと自体がストレス”になってしまうこともあるんです。
なぜ「お金を使うのが怖い」と感じてしまうの?
その背景には、いくつかの心理的な要因があるんです。
- お金を失う=不安になる
→「今使ってしまったら、あとで困るかも」と、将来への漠然とした不安があるんですね。
- 過去の経験からのトラウマ
→たとえば、急な出費や経済的に厳しい時期を経験した人ほど、「お金は減らしちゃダメ」と思いやすくなる傾向があります。
- 自己肯定感の低さ
→「自分にお金を使う価値があるのかな?」と、無意識に思ってしまうことも。
- 完璧主義の傾向
→「もっと安く買えたかも」「もっと必要な場面があるかも」と考えすぎてしまい、結局使えなくなる。
“使えなさすぎる”と、心にも影響が出てくる
お金を使わないこと自体は悪いことではありません。
でも、「怖い」という感覚が強すぎると、こんなふうに生活にも影響が出てきます。
- 楽しみや学びの機会を逃してしまう
- 自分へのご褒美やケアを後回しにして、疲れがたまる
- お金に縛られて、自由な発想や選択ができなくなる
少しずつ、心の余裕がなくなっていくような感じになるんですよね。
じゃあ、どうしたら“怖さ”と向き合える?
無理に「使えるようにならなきゃ」と頑張る必要はありません。
でも、こんなふうに少しずつ考え方を変えていくと、気持ちが軽くなるかもしれません。
- 「使うことは投資」と考えてみる
→自分の健康、学び、人とのつながりに使うお金は、“未来への準備”とも言えるんです。
- 小さな満足体験を積み重ねる
→数百円でも、自分のために「買ってよかった」と思える体験をしてみることが大切です。
- “失う”より“得る”に目を向ける
→たとえば、1,000円使って得た安らぎや経験は、お金だけじゃ得られない価値がありますよね。
- 「使うのが怖いのは、悪いことじゃない」と知る
→怖いと感じるのは、それだけお金を大事に思っている証拠。否定せず、自分にやさしく接してあげてください。
まとめ
「お金を使うのが怖い」という気持ちの裏には、たくさんの優しさやまじめさが隠れていることが多いです。
でも、その気持ちが自分の行動をしばってしまっているなら、ちょっとだけ視点を変えてみてもいいのかもしれません。
お金って、本当は“なくなる”ものじゃなくて、“循環する”もの。
うまく使えば、心を豊かにしてくれる“道具”なんです。
少しずつ、自分にとって心地いい“使い方”を見つけていけるといいですね。
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