〜友情も信頼も壊れる?お金と心のつながりを考える〜

こんにちは、コサツくんです。
ちょっとした貸し借りのつもりだったのに、あとから気まずくなった…。
友達に貸したお金が返ってこない。逆に、自分が借りたことでぎくしゃくした。
そんな経験、もしかしたら一度はあるかもしれませんね。
今回は、「お金の貸し借り」がなぜ人間関係に影を落としやすいのか、その心理的な背景をやさしく見ていきます。
お金の貸し借り=信頼のやりとり
お金を貸すって、単に“物を渡す”ことではないんですよね。
そこには、「あなたを信じてるよ」「ちゃんと返してくれると思ってるよ」という“信頼”が乗っかっています。
つまり、お金のやりとりには、見えない心の重みがあるんです。
なぜ関係が壊れやすくなるの?
お金の貸し借りがトラブルを生みやすい理由は、次のような心理が関係しているんです。
- 貸す側:ちゃんと返してくれるはず、という期待がある
→でも、返ってこなかったとき「信じてたのに…」と裏切られたような気持ちになる。
- 借りる側:申し訳なさ・罪悪感がある
→返すのが遅れると「会いづらいな…」「責められそう…」と感じて距離を置いてしまう。
- 「お金=価値」のズレが生じる
→1万円を“軽いこと”と思う人と、“大きなこと”と思う人では、そもそもの感覚が違っている。
- 返しても「気まずさ」が残る
→お金は返したけれど、元どおりの関係には戻れない…そんなことも少なくないんです。
人間関係を守るためのヒント
じゃあ、「お金の貸し借り」は絶対にNGなの?
そういうわけでもありません。でも、トラブルを避けるための工夫はしておきたいですね。
貸すときは「返ってこなくてもいい金額」にする
「戻ってこなくても自分が困らない額かどうか」これが基準になると安心です。
“貸す”というより“あげる”くらいの気持ちの方が、相手にもプレッシャーを与えません。
口約束はなるべく避けて、「いつまでに」「いくら」などを明確に
紙に書く、LINEで残しておくなど、記録をつけることで後からの誤解が減ります。
お互いが安心してやりとりできるようにするのが大切です。
貸すことで相手の自立を妨げないか、考える
「貸す」ことで、相手が問題を解決するチャンスを奪っていないか?
そこも見極めたいポイントです。
まとめ
お金の貸し借りが人間関係をこじらせてしまうのは、
そこに“信頼”と“感情”が強くからむからなんですね。
「信じてたのに返ってこなかった」
「助けてもらったのに、なんとなく居心地が悪い」
…そんな思いを経験しないためにも、まずは「お金と心のつながり」を意識しておくことが大切です。
お金って、人との距離感や信頼のバランスを、はっきりと映してしまうんですね。
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